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整備済み天体望遠鏡の買取について

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整備済み天体望遠鏡の買取について

・整備済みだからこその価値
・査定時にご提示いただきたい内容
・お申し込みの流れと梱包のお願い

整備済みだからこその価値

天体望遠鏡は非常に繊細な精密機器です。光軸調整やピント機構の整備、赤道儀のガタ取りなど、しっかりとオーバーホールされた望遠鏡は、中古市場でも高く評価されます。
整備記録が明確な鏡筒や架台は、初心者にとっては安心材料となり、経験者にとっては「常に安定した性能を発揮できる」という信頼につながり、査定額にも好影響を与えます。

方式（アクロマート／アポクロマート／反射）を問わず、評価の基準は「星像の素直さ」「ピントの追従性」「追尾精度」の3点です。タカハシ、ビクセン、セレストロン、ミードといった人気メーカーの製品は、付属品の互換性や拡張性もプラス評価となります。
なお、外観の小キズよりも、結露跡やコーティングの劣化、主鏡や対物レンズのカビの有無のほうが、価格に大きく影響する点をご理解ください。

査定時にご提示いただきたい内容

整備内容と時期：どこで、いつ、どのような整備を行ったか（例：光軸調整、ドローチューブ調整、グリスアップ、ギアのバックラッシュ調整、極軸望遠鏡の同芯調整など）。

光学状態：レンズや鏡面のカビ・くもり、コーティングの剥離や擦れ、欠けの有無。

機械状態：接眼部の直進性、ピントノブの動作、三脚の伸縮、電動導入（GOTO）やコントローラの作動状況、電源の安定性。

付属品：アイピース、ファインダー、鏡筒バンド、バランスウェイト、ケース、レデューサー／フラットナー、Tリング、電源ケーブル類、取扱説明書、元箱など。

追加情報：星像の写真（人工星でも可）、整備記録のコピー、シリアル番号、保管環境（除湿の有無）。また、接眼部交換や鏡筒短縮など改造歴がある場合は、正直にご申告ください。正確な情報は減額回避につながります。

お申し込みの流れと梱包のお願い

1）事前査定：型番・整備履歴と現状写真（全体、斜めから、接眼部、光学面の反射状態など）をご送付ください。

2）梱包のポイント：鏡筒キャップと接眼キャップを装着し、フォーカス部は緩みが出にくい位置で固定してください。乾燥剤を入れ、二重梱包をお願いします。赤道儀はヘッドと三脚を分け、ウェイトは個別に包んで衝撃を防ぎます。元箱がある場合は「内箱 → 外箱」の順にしっかり緩衝材を入れ、箱の隙間を残さないようにすることが破損防止のコツです。

適切な整備履歴と丁寧な梱包は、そのまま査定評価の向上につながります。大切な望遠鏡を、経験豊富なスタッフが丁寧に査定いたしますので、どうぞ安心してご相談ください。